第3話 「EarthQuakeShake」
Grrrrr・・・・・。
SWGは実に何十種類ものスキルが存在する。
EXPを貯め、それぞれのスキルを覚えていく。
しかし、スキルを覚えれる上限が決まっていて250を上手い事配分しなくてばならない。
そしてAスキルを覚える為には予めBスキルとCスキルを学ばなくてはならない・・・など実にバランスよく出来ている。
UOで言うならば700のスキルポイントを配分していく事になる。
この辺りは凄く良く似ている。
良いとこ鳥、いろんなMMORPGの良い所をスポイルした感じダス。
さて、今日は奮発したミッション攻略ダス!!
前回のタゲ取りが教訓になったわけだが、
今日我々この時点ではタゲ取りの知識はまだ無い!!
これを前提にお話しが進められていく。
PCの熱暴走が激しく冷ます為、時間を浪費しYoshikiさんとは今日は合流出来なかったオデ。
なのでクェメン、ヨン・サマー、ション隊長の4人で任務をコナス。
すでに宇宙に来て数日。
このタトゥィーン星じゃカエルキラー異名を取るほどになったオデ達。
そんじょそこらのカエルにゃ負けない。
カエルの住処を発見してはジリジリと包囲網を形成し、確実に一匹ずつ効率良く仕留めていく。
そして本日、最後の任務となった住処を発見した。
何か見た事の無い獲物であるがおそらくカエルに毛が生えたくらいの獲物であるはずだ。
もうここまで来るのにカエル何匹殺した事だろうか。
阿吽の呼吸で全員ポジションを取る。
スナイプの名手クェメンが匍匐体勢に入る。
メリーウェポンズのオデとヨン・サマーの武器を持つ手も絞られる。
ション隊長のピストル援護もかなりGood!!
そう、オデ達はなかなかの冒険者なんだ。
息を潜め突撃の合図であるクェメンの射撃音を待つ・・・・・。
引き金に指をかけるクェメン・・・・・・。
行くのか!?
と思いきやズリズリと匍匐前進して絶妙のポジションを探すクェメン。
と、とりあえず、もう一度呼吸を整え、緊張の体勢に入るオデたち・・・・。
*ズリズリ*
*ズリズリ*
・・・・・・。
(まだかよ・・・・・・。
誰もが痺れを切らしてくる。
「まだかよ!?」
オデは催促してしまった。
「射程内に入ってないんだよ!」
「Ng!?あんな近くにいるでないか!」
「ん?何かおかしくね?」
「レーダーを見るとやっぱまだかなり距離があるな・・・」
「でもえらく近くに見えるぞ」
「ってことは・・・・・」
「かなりデカイっすか!?」
ま、まぁんなこたぁ気にすることねぇ!
オデたちはマッチョなサンドピーポーだ。
「行っけぇ〜〜!」
*パキュューーーーーン*
クェメンの射撃音が轟く。
「バキ突撃だ--!!」
オデとヨンが突撃する。
ゴルルルルァァァァーーー!!
ズッドドドドドッ・・・・・・・・
!?
SS))
ぎょぇーーーーーーーーーーTT
デカイってばよ!!
一匹ずつ来たものの、ヨン様が軽く逝き、この巨大生物a
rontロントの突撃の合間にロントベイビーなる赤ん坊のロントがクェメンを強襲した。
ヨン様の名誉アル死のおかげでそこそこ減った一匹のロントとオデがタイマンする
クェメン&ション隊長連合vsロントベイビー
バキvs親ロント(負傷気味)
と言うタイマン構図が成立した。
運良く射撃部隊が素早くベイビーの将来を絶ったところで親ロントへの援護射撃が入る。
親ロントの攻撃力は凄まじくみるみるオデのヘルスバー(HP)が減ってゆく・・・。
なんとか
コンビニのサンドウィッチの薄切りハム一枚の厚さ程度のHPを残してギリギリ辛勝するオデ達。
と、ところが
遠くに映る奴等の住処にはまだ3頭ものロントがたむろしている。
ヨン様をはじめ、みんなの回復を待つ間、新たな作戦が企画された。
『一発逆転!本国強襲作戦!!』
接近戦に強いオデとヨン様がこの3頭のタゲを貰い、射撃部隊のいる逆の方向へロントたちを引き寄せて住処から引き離す。
その隙に射撃部隊が住処を破壊し、任務達成を図る寸法である。
待つ事十数分・・・・・。
(近くに見えるが)遠くにいる巨大なクリーチャー、ロント。
半ばと言うか、99%死ぬ覚悟でオデとヨン様はふんどしを締めなおした。
「いざ!!」
「Hoowah!!!!!!!!」
先陣を取ったのはヨン様である。
素早く3頭にアタックをかける!!!
*パォッォーーーン!!*
ロントが吼える!
*ズシィーン*
*ドゴシュ*
*プチッ*
ヨン様の
ただ今の記録
7秒4
ほんの数秒間、任務を果たした。
ヨン様の『お片づけ』を終えたロント様は次なるゴミ(=俺)を片付けるべく3頭ドシンドシンっと突っ込んできた!
バーストランと言って数秒間走る速度があがるアビリティーを使いロントを引っ張る。
大抵はこれで引きちぎれる。
が・・・・
一歩と言う歩幅の大きいロント様はアタクシの歩幅を大きく上回り・・・・
地平線のかなたの
そのまたかなたまで追ってきて・・・・・・
・・・・って一頭は引っ張って巻いた!
と思ったが
んじゃもう一頭は?
・・・・・・・・
そう
本国に引き返し、残された
ゴミ(=クェメンとSyon隊長)の後片付けをさっさと終わらせていた。
あぁ・・・タゲ取りさえあれば・・・・・・
結局
オデだけ生き残り、勇猛なオークの戦士バッキジョーどころかチキンの生き残りとして町に帰ってきてしまっただ・・・><
この後気づくことになる。
敵をひきつけるアビリティー。
『アシスト』の存在を・・・。
宇宙で名を馳せる戦士への道はまだまだ遠い・・・・・。
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