第8話 『Strum Und Drang』 


ドイツ語で言う疾風怒濤だ。



疾風怒濤の前に・・・・




ショッキュな事が判明した。

SWGは惑星間をこういった大型シップで航空券を買って移動する。

生まれは砂の惑星タトゥィーン。
(元々はクェメンが砂ばっかりだから初めての街でも迷いにくいだろうと言うごく簡単な理由ではじめた街)
しかしこのクェメンの選択が功を奏していたのは今まさに惑星を飛び出そうした時であった。

結論から言おう。
オデはこのタトゥィーンの空気しか吸えない体になってしまっていたのだ!!


これは一体どういうことか!?

わかるか?
このクシャクシャな画面。
そうこれはナブーと言う森と水の豊かな惑星に着陸した時だ。
ここに来る間、この旅客船が撃墜(=再起動)する事2回。
着陸すれば外壁はペコペコに剥がれ落ちていた。

そうPCのSpecが足りてなかったのだ。

砂漠の惑星タトゥィーン=砂漠ばかりでテクスチャーが少ない
森と水の惑星ナブー=木々や建造物が多いためテクスチャー多し

つまりテクスチャーが少ない星でしか生きられないのである!!
結果としてクェメンがタトゥィーンを選んでくれたのは幸いだったのかもしれない・・・・。

とは言え・・・
ショックでふさぎ込んでいるバッキジョーの図
(一応これだと言う原因は判明している。一時はSWGを辞めようかなと思っていたが、せめてPvPくらい少ししてみたいと思い、しばらくはタトゥィーンに閉じこもる事で対処しようと思う。でもPvPもやらなきゃやらないでいいんだけどね、と冷めた口調で話してみるテスト)








さてこの男

名をクェメン
最初はサンドピーポー・クェメンと自分で名乗っていたこの男

ローブとライフルでカモフラージュ&狙撃を目指して居たのだが、いかんせん防具つけないとこっぴどくやられるので防具を買った。
そこで、懲りずに名乗りだしたのが
I am the ガチャメェーン(=ガッチャマン)だそうだ。
前面のグラスファイバーのゴーグルが彼をそう言わせたらしい。
彼は白い歯を輝かせて言った。
キラァー*バービー人形の何代目かのダンナではありません
ガチャメェンは歯が命

そんな彼だが、主な任務は援護射撃皆がキャンプで寝る布団敷きである。
彼のキャンプセットはなかなかなものだ。


ギャラクシーの星空は実に美しいのである。
これで落ちない女が居たらきっと心のどこかにやましい所があるに違いない。
オデはそう信じる!
(ちなみにオデがこんな所に連れて行かれたら120%落ちる自信がありますだ!)

空を見上げれば

帝国軍の船が見える。

見とれていてはいけない!
布団係のクェメンは布団を敷くだけが任務じゃない。
キャンプの周囲の護衛も兼ねているのだ。

休むことなく見回りに行くクェメン。
(実は後方支援のため、オデやヨン様らと違い、ほとんど怪我を負う事がないからだ。)
股間のモッコリ具合は鎧を着ても尚、健在である。



彼が怪我をしにくくなったのはSyon隊長のヒールとヨン様らが強くなったおかげだ。
そんなヨン様、少し腕が立ったと思うと試してみたくなるチンピラと同じノリで、我らがパダワン(=SWGで言う師匠)のYoshikiさんに喧嘩を売る(手合わせを願う)

Yoshikiさん
冴刃リョウばりのコートに数々のスキルの極み。
射撃、近接武器何を取ってもオデたちからすると歯の立たない相手である。













そんな彼に戦いを挑もうとする無謀なヨン様。




〜ヨン様vsYoshikiさん〜















まずはハラを引っ込めた方が良いと思うが・・・・

と言いつつも、なぜ彼が試してみたくなるかはわかる。
それはYoshikiさんの使っていた武器にある。

ここからじゃわからないな・・・・。
彼の手に持っているのは重火器!!
ランチャーなのかグレーネードなのかわからないが、とにかくゴッツイ武器だ。
いずれ訪れる帝国軍との死闘の前にどれくらい食らうか試しておきたくなるのが漢ってもんだろう・・・。









まぁ予想はつくと思うが












辺り一面、火の海でござる。
決してキャンプファイヤーを楽しんでいるわけでもない。
まさに疾風怒濤!


予想はしていたがあまりの火力のでかさに

笑いながら流すしかなかった・・・。                 (↑結構冷たい視線で見守るオデたち)
目から星が出ているのが良くわかる。
ファンタジーワールド全快な花火のように見えるが、この花火はあまり冗談が通じていないようだ。





そっけなく見えるが実は画面の向こうでのオデは再びPvP熱が過熱し始めてきていた!
PCのスペック不足に半ば諦め掛けていた矢先のことであった。




スペック不足といえばあのマチルダ嬢も同じであった。


同じくSpec不足に悩んでいたマチルダとの密会


バキ:「御主人には気づかれてないよな?」

マチルダ:「ええ、でももうこれで終わりにしたいの・・・。」

そんなお茶の間な会話が良く似合ういつもの酒場でのヒトコマである。



彼女はクェメンの実の妹である。
そんな妹を見て心強い兄は早速、妹のためにNewPCを購入するツワモノである。
今までマットウにお天道様の元に出れなかったマチルダ。

御主人との裁判も終わり、人の目を気にせず街中で会うことができるようになった。





と、そんな事を許す兄がいるわけでもなく・・・・・・・


しっかりと護衛&スナイプする兄である。
(ちなみにヨン様は単なる野次馬)


マチルダもパワーアップした事だし、何とかせなばと思い直す夜中6時過ぎである(ほとんど朝じゃん!!)
そしてPCを組みなおすのはいいのだが、既存のデータをどう移すか、ヒジョーにめんどい所であるTT


あ、ちなみにこの昼ドラは完全なフィクションであり、登場する人物、団体は架空のものだそうだ。


つづく・・・・。

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